結婚式二次会準備マニュアル -新郎新婦/幹事編-

結婚式二次会

この記事では、結婚式の後に開催する二次会について、「式場を決めて次は二次会会場」という新郎新婦や、「新郎新婦から幹事を任命された方が二次会の準備を行おうと思うけど何からすれば良いかわからない」という幹事の方が、二次会の準備を行う上で参考になるよう順を追って準備手順を紹介します。

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テーマの決定

「テーマ」と聞いてもいまいちピンと来ないかもしれませんが、結婚式でも結婚式二次会でも「テーマ」を明確にしておく事で、様々な決定事項の判断材料になります。

要は新郎新婦が結婚式二次会で何を重要視し、どんな二次会にしたいかをキーワードを決めて、夫婦で共有しテーマに沿って準備を進めていくようにして下さい。

なぜテーマを決めておく必要があるかというと、新郎新婦互いの想いやイメージを明確なキーワードで共有しておかないと、「こんな二次会にしたい」という想いがすれ違い揉め事の元になる可能性がある為です。

これは二次会幹事を立てる場合でも同様で、新郎新婦のテーマをキーワードで伝えておく事で、幹事もイメージの共有が出来ます。

テーマによって、料理、余興、BGM、プラグラム等を考える際にも、「テーマに沿っているか」という事が1つの判断指標になります。

結婚式の例になりますが「テーマ」に関する記事を以下で紹介していますので参考にしてみて下さい。

招待客リストアップ

結婚式は親族や会社の上司が居て、緊張するような格式ばったイメージがありますが、二次会では普段仲の良い友人や久しぶりに会う昔の友人に囲まれたパーティースタイルの二次会が多いですね。

元々は新郎新婦の友人が二人の結婚を祝う為の集いから二次会が始まったようですが、式場の収容人数や両家の人数から、挙式/披露宴に招くことが出来なかった友人にも晴れ姿を見てもらいたいという新郎新婦の想いから、お披露目の場として二次会を行うケースがほとんどかと思います。

私達も挙式でリストアップした招待客から親族や会社の上司を除き、人数の都合上呼べなかった友人を呼んで二次会を行いました。

特に「二次会会場は絶対ここで行いたい」と会場を決めている場合は、会場の収容人数から招待客を決めていただければ良いですが、会場が決まっている場合でも下見見学時は暫定の人数を把握しておく必要があります。

多くの場合は何件か会場を見学して決める場合が多いと思いますので、下見見学時により具体的なイメージが出来るよう暫定の人数把握の為にも、挙式/披露宴の招待客を決める際に合わせて二次会の招待客もリストアップするようにしていただければ良いと思います。

どこまで招待するか迷われる方も多いと思いますが、特に決まりがあるわけでもありませんので、事前に決めたテーマから夫婦で会話していただければと思います。

但し二次会だけ参加いただく場合、遠方のゲストには金銭面や時間面で出来る限り配慮するよう注意して下さい。

会場選び

結婚式場とは異なり、結婚式二次会の為だけに営業している店舗は少ないと思います。よって、普段カフェとして営業している店舗を探すケースが多いのではないでしょうか。

二次会慣れしているようなパーティープランのある店舗であれば良いですが、結婚式場に比べ自由度が高い分、選ぶ際のポイントが多く存在します。

そんな会場選びについて、会場のリストアップから下見見学、会場決定までのポイントを順に紹介します。

会場リストアップ

まずは、二次会会場の候補を幾つかリストアップしましょう。

会場をリストアップする際の主要な観点は以下です。

会場をリストアップする際の主要な観点
  • 【目的】テーマを実現出来る会場か(雰囲気やスタイル)
  • 【日時】既に決めている挙式日で空きがあるか
  • 【場所】式場からのアクセスはどうか
  • 【人数】収容人数はどれくらいか
  • 【費用】会場料金や飲食代は幾らか
  • 【設備】会場レイアウト/既存設備はどうか

リストアップしたら会場の情報を横並びにして比較/ベンチマークしてみて下さい。上記のような情報を一覧にする事で同じ情報を見ながら夫婦で判断する事が出来ます。

下見見学

会場をリストアップしたら下見見学予約をしましょう。具体的な時期としては挙式の3~4カ月前と言われていますが、良い日取りで考えておられる場合は半年前から抑える方もおられますので、出来る限り早めに見学する事をお勧めします。

私達の下見見学スケジュールは以下の通りです。

日程
  • 05月26日 二次会会場下見見学 挙式のおよそ3カ月前
  • 07月07日 会場打合せ#1
  • 08月11日 会場打合せ#2
  • 08月31日 搬入
  • 09月01日 二次会当日

また、下見見学時は会場リストアップ時に抽出したポイントに対し、以下のような内容を確認下さい。

会場に確認
  • 【スタイル】立食、半立食
  • 【費用】当日成約、前払金、当日キャンセル料
        追加料金、最低保証金
  • 【設備】席の位置、テーブルや椅子の有無、持ち込み可否
        チェキ本体、マイク本数、対応メディア(USB、HDMI等)
        プロジェクターアスペクト比(4:3、16:9)
自分達で確認
  • 【場所】式場から実際に歩いてみる
  • 【人数】想定している人数で十分な広さがあるか
  • 【設備】余興を行う十分な広さがあるか
        懐妊者の為に座るスペースが確保出来るか

会場決定

下見見学を終えると会場決定です。実際に会場を見てイメージ通りだったか夫婦で会話しましょう。会場にも拠りますが当日成約による特典プランを設けているところもありますので、下見見学当日に決めてしまうのが良いです。

私達は同日に2会場の下見見学を行う予定でしたが、1つ目の会場の担当者が「次の会場に行ってしまうと戻ってきてくれない」と思ったようで「私が下見見学キャンセルしておくから」と調整してくれました。

結婚式場とは異なりネットで調べた情報がそのままの費用であった事と、元々新婦希望の会場だった事、さらに担当者の方が気が合いそうだったので、特に2会場行って相見積をする事なく決めましたが、会場を迷われている方はとりあえず全ての会場を見て事前に調べた情報と雰囲気や広さ等がイメージ通りか確認するようにして下さい。

Hanayume(ハナユメ)×2次会くん

会費決定

二次会の会費設定は幾らにすればよいか悩みますよね。

私達もなかなか決められず、二次会の招待状を発送する時点では日時と場所を記載していただけで、会費は後から連絡しています。二次会の招待状に関する記事は以下の記事を参照下さい。

費用を決める際にはまず、テーマや夫婦の意向に合わせ以下いずれかの基準を決めます。

費用を決める際の基準
  • 会費を決めてから演出決定
  • 演出を決めてから会費決定

会費で全ての費用を賄うケースや新郎新婦が負担するケース等あると思いますので、一度新郎新婦で話合ってみて下さい。

二次会費用に関する記事は別の章で詳細をお伝えしますが、私達の会費と発生した費用を記載しておきます。会場以外の支払いは景品や備品等です。

会費及び費用
  • 【会費】♂:\7,000-/名
        ♀:\6,000-/名
  • 【会場支払い】  ¥367,040-/67名+2名
    【会場以外支払い】¥87,297-

分担決定

結婚式二次会では、友人や知人に幹事を依頼するケースが多いと思います。

私達は幹事になった人が十分に楽しめなくなってしまうことを避けたかったので幹事を立てず、新郎新婦で対応しました。

幹事無しでの二次会を考えておられる場合は以下の記事を参考にして下さい。

幹事を立てる場合、新郎新婦と幹事で役割分担をする事になります。

幹事に全てお任せというケースから、新郎新婦と一緒に進めていくケースと人により様々かと思いますが、大きく以下のような分担が主流かと思います。

新郎新婦と幹事の分担

スケジュールの共有

結婚式の準備でも同様の内容をお伝えしていますが、二次会の準備でも新郎新婦のスケジュールの共有は重要ですし、二次会ではさらに幹事とのスケジュール共有も重要です。

LINEグループ等で随時、進捗や次の打合せ等共有しながら進めるようにして下さい。

結婚式準備のスケジュール共有に関する記事も参考にしてみて下さい。

衣装決定

新郎新婦の二次会の衣装は式場提携のショップからそのままドレスを借りて行うか、自前で用意する場合があります。

私達の場合は新郎新婦共に二次会用の衣装を自前で購入しました。

新郎新婦それぞれの衣装は以下のように対応しています。アイキャッチ画像で少し確認出来ます。

二次会の新郎新婦衣装
  • 新郎:セットアップ(5分丈)とベスト購入(ZARA)
       \27,970-
  • 新婦:白のレースワンピースドレス購入(ノーブランド)
       \3,500-

「値段格差が凄い」と思われるかもしれませんが結婚式の衣装費用から新婦がバランスを取ってくれました。レースのドレスは値段よりはるかにお洒落で高く見えるドレスでしたので、ネットで探してみると素敵なドレスが見つかるかもしれません。

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新郎新婦のお揃いスニーカー

また中でも上の画像にあるお揃いのスニーカーは結婚式場のロビーに展示しておき、二次会会場で着用しました。スニーカーにする事でカジュアル感を演出しながら新婦も二次会では動きやすくなる為、非常にお勧めです。

余興依頼

二次会を盛り上げる余興は新郎新婦も楽しみですよね。

親子でバンド演奏したり、音楽に合わせて踊ったり、演出動画があったりと余興も様々な演出があります。

当日の余興を友人へお願いする場合には出来る限り早めに依頼をしておきましょう。

練習が必要だったり動画の編集が必要だったりと余興の依頼を受けると相応の時間が必要です。

サプライズの内容も多いと思いますので、会場を決める段階から新郎新婦や幹事が余興担当者に依頼し、必要に応じ会場と調整を行っていただくよう伝えていただければ良いと思います。

まとめ

いかがだったでしょうか。

結婚式二次会は新郎新婦も招待客も披露宴に比べよりリラックスして久しぶりの会話や余興を楽しむ事が出来ます。

笑顔に溢れる二次会を想像しながら二次会準備に尽力してみて下さい。

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