この記事では、結婚式の後に行う二次会の会場を選ぶ際に、抑えておきたいポイントを6つ紹介します。
結婚式場とは異なり、二次会専用会場というのはほとんどない為、普段カフェやバーとして営業されている会場を貸し切って二次会を行う事が多いと思います。
よって、会場を選ぼうとしても候補が多く、どこの会場にしようか迷われる事もあるのではないでしょうか。
そんな時に役立つ会場選びのポイントを紹介します。
6つのポイント
テーマを実現出来るか
最も重要なのは新郎新婦で決めた二次会のテーマを実現できる会場かどうかです。
テーマについては、結婚式の例を以下の記事で紹介しています。
私達が二次会のテーマにしたのは以下です。
- 友人に囲まれたアットホームな二次会
‣親族や上司は披露宴まで
‣披露宴に招待出来なかった友人も出来る限り招待 - 主役はゲスト
‣まるで夫婦の自宅に呼んでおもてなししているかのように
‣幹事無し、ビンゴゲームの司会は新郎
‣夫婦のお披露目より、普段通りの友人との会話を
このテーマを明確にしておくことで会場を選ぶ際の指標が1つ出来ます。
料理プランや人数等を決める際に迷っても、テーマを決めて二次会の方向性を決めておけば、何を優先するか明確になりますので非常に重要です。
他にも新郎新婦に拠って様々なテーマがあると思いますので、そのテーマを実現できるかどうかという目線で会場を選んで下さい。
以下にテーマの一例も紹介しておきます。
- 二人の想い出の場所で
- 昔のバイト先で
- ライブのような演出を
- ゲスト主体のパーティースタイルに
- 新郎新婦お披露目会
- 通常の飲み会のように
- 友人同士の出逢いの場に
出席者/収容人数
会場を選ぶ際、収容人数はよく確認するようにしてください。
ネットで店舗情報を確認していくと、以下のような表現がされているケースが多いと思います。
- 立食 30名~90名
- 半立食 30名~80名
- 着席 30名~70名
選ぶスタイルに拠って収容人数が異なりますし、私達のようにテラスがある店舗では、テラスも含めた場合の収容人数になっている事が多いです。
実際に見学した際に写真のイメージ通りか、思ったより狭くないかといった視点もそうですが、テラスのある会場では雨天時の対応もしっかり確認するようにしてください。
私達はテラス含めて半立食で80名の収容人数を有する会場を利用しましたが、生憎の雨により使用できるスペースが半減しました。
半減を単純に40名の収容人数と考えると、二次会参加者はよ新郎新婦含め69名でしたので、会場内は人が行き交う事が出来るスペースは僅かでした。
よりアットホームな二次会になったことは間違いありませんが、私達のように9月に二次会を考えている場合は、会場選びの際に雨天時の対応がどうなるか確認するようにしてください。
式場からのアクセス
ホテルでの挙式を考えている場合はそのままホテルの会場で二次会を行うケースもあると思いますので、その場合はアクセスを気にする必要はありません。
結婚式場と別の場所で二次会を行う場合、結婚式場からのアクセスには気を遣うようにしてください。
アクセスが良い会場を選ぶ理由として、以下のような負担低減が挙げられます。
- 懐妊の方
- 夏や冬の気候の厳しい時期の移動
- 雨天により足元が悪い
- 式場からの搬入品が多い
公共交通期間を使わず歩いて行ける場所が無難です。
この時、式場から二次会会場までの間に喫茶店やカラオケがあると尚良いです。
少し休憩する事や時間を潰せる事もそうですが、余興の事前打合せや遠方でなかなか逢えないメンバーに直前の寄せ書き等で協力してもらう事は多いので、余力があれば配慮するようにして下さい。
スタイル/雰囲気
上でも紹介しましたが二次会のスタイルは、おおよそ以下のようなパターンがあります。
- 立食 :椅子は無く、食べ物や飲み物を置くテーブルのみ
- 半立食 :人数の半分程のテーブルと椅子を用意
- 着席 :全員座れるようテーブルと椅子が用意される
夫婦の想うテーマを実現できるかどうかという視点でスタイルを考えてみてください。
半立食は動き回る方とゆっくり座っていたいという方の両方のニーズを満たせますので、ゲストの顔ぶれを確認しながらテーブルと椅子の数を決める事が出来ますので、調整し易いスタイルです。
また会場の雰囲気も重要です。式場の雰囲気とは大きく異なると思いますので、どんな二次会にしたいのか、またイメージ通りの雰囲気か、対応いただく会場スタッフの人柄含めて確認してみてください。
料理/ドリンク
二次会は披露宴から参加している方や二次会から参加する方と様々ですので、お腹一杯で飲みながら軽くつまみたい方からお腹ペコペコの方までの需要に合うコースを選ぶ必要があります。
最近ではビュッフェスタイル形式の二次会がほとんどかと思います。ゲストのニーズに合わせて対応出来るので、私達もビュッフェスタイル形式で行いました。
私達が選んだ会場では様々な色のstaubを用いたお洒落なビュッフェが堪能できるプランでした。
新婦がこの会場にしたいと思った大きなポイントです。
また、ドリンクもバーカウンターまで自分で取りに行くスタイルが多いですね。
二次会では披露宴に比べ動き回る事も多いと思いますので、このスタイルもゲストのニーズによく合っています。
設備/備品
結婚式二次会では、以下2つの演出は頻繁に行われていると思いますが、いずれも会場側の設備を確認するようにしてください。
- ムービーの上映
- チェキの撮影
余興用の自作ムービーや結婚式で上映されたエンディングムービーを挙式に参加できなかったゲストに見ていただくような演出はよく見かけると思います。
その際、以下のポイントを確認するようにしてください。
- プロジェクターの位置
- プロジェクターの数
- 対応メディア
- アスペクト比(16:9、4:3)
特にアスペクト比は動画を自作する場合に重要になります。
アスペクト比を基に動画を編集する事になるので、せっかく作った動画の字幕や映像が切れてしまう事もあります。
会場に確認を行い、事前に映像確認を行う事をお勧めします。
またチェキの撮影では、チェキ本体とフィルムが必要になりますが、フィルムは大体自前で用意する場合がほとんどかと思います。
しかしながらチェキ本体については二次会で使用される事を想定した会場では貸出している場合が多いです。
せっかくなので購入するというのも良いですが、出来る限り費用を抑えたければ備え付けの備品としてチェキ本体の貸出があるか確認してみてください。
まとめ
いかがだったでしょうか。
結婚式二次会会場は結婚式場より遥かに多い候補会場から選ぶことになります。
夫婦のテーマを実現できるかという視点で絞り込みを行い、一生に一度の自分達ならではの二次会会場を見つけてみてください。
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