結婚式の祝儀袋に関する4つの手法(選び方、書き方、包み方、渡し方)

番外編

この記事では、結婚式に招待された際に持参する祝儀袋について、選び方から書き方、包み方、渡し方までの4つの手法を紹介します。

結婚式に招待されたけど、祝儀ってどうするんだっけと結婚式に参加する度に調べる方も多いと思います。

ここでは、祝儀袋の選び方から挙式当日の渡し方まで順を追って説明します。

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祝儀袋の選び方

祝儀袋

祝儀袋は今では100円均一等でも取り扱われており、種類も多岐に亘ります。中にはちりめん素材の物やハンカチで出来た物等もあり、Loftや東急ハンズ等で種類がありすぎて迷ってしまう事もあると思います。

もちろんネット上でも以下のような一風変わったお洒落な祝儀袋もあります。

私達の結婚式では、同じ祝儀袋は1組もありませんでした。それだけデザインも様々で、購入できる場所も多岐に亘るという事だと思いますので、まずはどんなものがあるか探してみていただければと思います。

祝儀袋の種類

祝儀袋

上で記載した通り祝儀袋の種類は様々ですので、まずは探してみていただければ良いのですが、2点注意すべき内容があります。

祝儀袋は包む金額により、種類が異なる

せっかくだから見た目の豪華な祝儀袋を渡したいという方もおられるかと思いますが、基本的には販売されている祝儀袋にも記載されている通り、包む金額と祝儀袋はバランスを取る必要があります。見た目だけ豪華で、中身が3万円以下というような事が無いようにしましょう。

水切りは結び切りの物を

また、祝儀袋の中央にある水切りは蝶結びの物は選ばないようにして下さい。ほどけてしまう上、何度でも結び直せてしまう為、挨拶での「忌み言葉」や返信はがきでの「句読点」同様、避けるべきとされています。

祝儀袋の書き方

祝儀袋

祝儀袋を購入すると上記のような構成になっている事が多いかと思います。

表書き

祝儀袋表書き

本来は祝儀袋に直接毛筆で表書きを書く事が正しいとされていますが、一般的な友人の結婚式への参加等では、同封されている短冊を用いて表書きを書いていただければ問題ありません。「結婚 式さん」を例に記載した表書きが上の図です。

直接書くのに比べ、短冊で幅が決まりますので文字バランスも取り易いです。また短冊は上図の通り、3種類、もしくは壽と白紙の2種類同梱されているケースが多いと思います。

一般的には壽(旧字体の寿)に表書きを記載し、外れてなくなってしまわないよう付属のシールで固定します。

では残りの「御祝」、「白紙」の短冊はどうするのか。

白紙の短冊については、本来「壽」の短冊の下に白紙の短冊を重ねる事で「二重の喜び」、「喜びが重なりますように」という意味を表すようで二枚重ねで使用する事が正式なマナーのようです。

私はよく書き損じた場合の予備として使用していますが、それでも問題無いようです。

また、「御祝」は結婚式に限定せず出産や成人等、様々な祝い事で使用します。よって、表書きを失敗しなければ基本的には「壽」を使用するようにして下さい。

中袋

祝儀袋中袋

中袋では表に入れたお札の金額を旧字体で、裏に住所と氏名を記載します。中袋は祝儀袋と独立しているケースが多いので、ばらばらになってわからなくなってしまわぬよう新郎新婦の祝儀整理の為にも住所、氏名は必ず記載して下さい。

数多くの祝儀袋を扱う点では、その手間を考えても糊付けは特に不要です。

祝儀袋中袋

また、中袋へお札を入れる向きとしては、一般的に顔が見える方を表にして入れて下さい。この時お札は必ず銀行で新札に替え、向きを揃えて入れるようにして下さい。

祝儀袋の包み方

祝儀袋

どっちだったけとよくわからなくなる裏側の折り方ですが、「幸せを受ける」という意味から図のように下から折り返した面が上から折り返した面を受けるように折って下さい。また中袋は中身を入れた事を確認した上で、祝儀袋の表面と中袋の表面が同じ向きになるよう同封して下さい。

ちなみによく祝儀を入れ忘れたという話がありますが、私達夫婦の結婚式では皆さん忘れずに入れて下さっていました。

祝儀袋の渡し方

最後は祝儀袋の渡し方です。一般的には受付で渡す事が多いですが、私のように仏滅に挙式を挙げた方は、別日の大安の日に渡していただくケースもあるかもしれません。以下記事を参照して下さい。

受付で渡す場合は、「本日はおめでとうございます」の言葉と共に、袱紗から祝儀袋を出し、祝儀袋の文字が受付の方を向くようにして渡して下さい。

袱紗も祝儀袋同様100円均一で売ってるものから種類は様々です。私は冠婚葬祭で兼用で使用できる以下のような紺青色の袱紗を使用しています。

スマートな対応の為にも、まだ持っていない方1つ持っておくと良いですので是非探してみて下さい。

まとめ

いかがだったでしょうか。

自分の結婚式は1回ですが、招待いただく結婚式の回数は多いと思います。上で記載したポイントを抑えながら、お互いに支え合い、喜び合うという祝儀袋の由来の通り、新郎新婦への御祝の持参と共に新郎新婦と素敵な1日を過ごして下さい。

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