結婚式のBGMを決めるまでの3つのポイント

この記事では、結婚式中に流れるBGMについてぼやーっとこんな楽曲を掛けたいと思っているけどどのように決めていけば良いのかと悩まれる方に、私達の事例を基にBGMを決めるまでの３つのポイントを紹介します。

選曲

基本的には夫婦で話し合い、自分達で決めた結婚式のテーマに合致する楽曲を決めていただくのがベースです。結婚式のテーマについては、以下記事参照下さい。

私達はナチュラル系の結婚式をテーマにしていましたので、バラード系の楽曲をベースに構成する事を考えていました。基本的にはテーマのイメージが崩れない楽曲で、以下のような優先順位で楽曲を決めていただければ良いと思います。

想い出の曲は私達には特に無かったので、当時(2018年)よく聴いていた「THE GREATEST SHOWMAN」をベースに構成しています。実際に私達が用紙したBGMリストは以下の通りです。

これが最も重要かと思います。私達も準備の序盤からぼやーっとこんな曲を使いたいというイメージはありましたが、いざBGMを選び出すと選ぶシチュエーションが多く、どんな曲を掛けるべきかピンと来ない為、想像以上に時間を要しました。

結婚式準備の序盤から使用楽曲をある程度選定しておく

お互いがある程度使用した楽曲を選んだ時点で、夫婦で会話してみて下さい。私達の場合トータル20曲を使用していますが、半分ほどは使用したいシチュエーションが決まっていたのですぐ決まったのですが、残り半分はパズルのように当てはめてみて決めています。

またどの楽曲を使うかもそうですが、頭出しの時間もこだわり出すと相応の時間を要します。結婚式のテーマとして、楽曲へのこだわりがあるようであればしっかり時間を掛けて２人で選んでいただければ良いです。

私達はBGMにそこまで重きを置いていませんでしたので、プログラム内でもこだわりの部分に特化して頭出し時間を指定しています。

参考までに私達が楽曲を決めるまでの日程を記載しておきます。

結婚式場によっては「ISUM(アイサム)」に登録している事で、楽曲によっては原盤を用意しなくても良い場合があります。「ISUM」や著作権については、以下で詳細な内容が分かりやすく紹介されていますので参照下さい。

私達も式場が既に申請している25種類のアルバムから2曲使用しています。結婚式で良く使用される楽曲は式場側が申請している事がありますので、一度担当プランナーさんに確認してみて下さい。

また、私達の会場ではピアノリクエストによるプロピアニストの生演奏が演出のオプションで付いていましたので、楽曲を挙式のおよそ１カ月前に事前に伝えておけば当日生演奏していただけました。

演奏していただくので原盤を用意する必要はありませんが、インディーズ版等の楽曲の場合は、持込を依頼されるケースもありますのでご注意下さい。

では「ISUM」に登録されていない楽曲を使用する場合ですが、著作権上原盤を用意する事は必須です。自分達で既に保有している原盤があれば良いですが、私達のように新たに購入する必要がある楽曲を使用される場合もあると思います。

そこで中古CDの購入です。レンタル品やダウンロード音源の使用は不可とされていますが、中古CDであれば原盤に変わりはありません。使用する楽曲を決めたらオークションや中古CDショップで探してみて下さい。私達の場合は6枚のDISCを購入しています。(さらにムービー用で2枚購入。)

準備する原盤は中古品でも問題無し

また見つけた原盤は必ず会場のプレーヤーで再生出来るか確認しておく必要がありますので、当日までに渡しておくようにして下さい。会場の音響担当者もどんな楽曲をどのタイミングで使用するか事前にリハーサルしておく必要があります。

いかがだったでしょうか。

結婚式の雰囲気を演出する上で１つの重要な役割をするBGMですが、私達のように手作りアイテム等の準備に追われていると後回しになりがちかと思います。

当日の入場前に扉の前で待ちながら聴く楽曲は今でもとても印象に残っています。準備を始めた頃から夫婦でイメージを共有し、２人で決めたテーマに合うような楽曲選びを心掛けてみて下さい。