会場手配品に見劣りしない結婚式招待状手作り事例と作製時の5つの注意ポイント

会場打ち合わせ以外

この記事では、結婚式の招待状について会場手配でも良いけど、せっかくなので自作してみたいと思っている方に、私達が作製した招待状の事例と作製時の5つの注意ポイントを紹介します。

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招待状事例

まずはどのようなものを入れる必要があるか、私達の事例を基に説明します。

招待状構成

※縦書きの場合は文面も縦書き、切手の位置は左上に変わります。

招待状本文

招待状文面

招待状の本文では、結婚式への招待内容、日時、場所、返信納期を記載します。
この際、終わりを連想させる句読点は使用せず、改行やスペースを用いてレイアウトして下さい。A5サイズで出力し、折り畳んで他の同梱紙を挟み込むように入れていました。

付箋

付箋一覧

以下、2つのケースに分けてA7サイズの紙を入れています。

  1. 受付、余興、乾杯、スピーチ等の当日の配役依頼
    →事前に口頭でお伝えするようにして下さい。
  2. 挙式より出席いただく方への入場時間案内
    →私の場合、式場収容人数から会社関係者は
     披露宴から来ていただくよう
     招待状には披露宴の時間を記載し
     参列者にだけ別紙同梱しています。

式場地図

式場地図

近くに名前の似ている式場がある場合や、普段式場の地になじみの無いような遠方の方でも、駅から式場まで迷わないよう地図と住所、連絡先、駐車場の有無、また右下にはQRコードを設定しています。

特に遠方の方の為に、新幹線の到着駅から公共交通機関でどれくらいの時間を要するか表現しておいて下さい。また私達の場合はバスを手配していませんでしたが、会場手配される場合は事前に伝えた上でバスの時刻表も入れておくと良いと思います。

返信はがき

返信はがき

最近では装飾して返信するケースをよく見かけますので、自作であっても出来る限りシンプルにしておくと良いと思います。出欠、住所、氏名、一言、アレルギーの有無の欄を設けています。

二次会案内

二次会案内

招待状発送時までに二次会会場を決め、招待状に案内を同梱しておくとスムーズです。案内文、日時、場所、会場のQRコード(アプリで作成)を記載しています。私達の場合は、男女の会費を決めれていなかった為、費用を記載していません。最終的に決めた費用は男性¥7,000-、女性¥6,000-で、それぞれの参加者に後日LINEで伝えています。

5つの注意ポイント

では、実際に手作りで作製した際の注意ポイントを5つ紹介します。

宛名書き

届いた時にまず目に留まる表書きは、一般的に筆(筆ペン)を使用し楷書でとありますが、最も重要なのは参列いただく相手を想いながら丁寧に心を込めて書く事です。字が汚いからと億劫に思う方もおられるかと思いますが、仮に汚くても丁寧に1枚1枚書くと、不思議と字に現れます。

私達夫婦は互いのそれぞれの参列者分を筆ペンで記載しました。ちなみに新郎側は53枚です。手書きで1枚1枚書くとそれなりの時間を要します。

また宛名を書く上で、事前に参列いただきたい方と連絡を取り住所を確認しておくのはもちろんですが、特に相手の氏名を間違えないように注意して下さい。ニックネームで呼んでいたりすると、本名の特に漢字が分からないケースもあると思います。

私も実際に間違えそうになった、また間違えてしまった方がいました。具体的な事例を紹介しますが、間違えやすい傾向として以下のような同音の漢字は要注意です。

  • 「志」と「史」:「孝志」と「孝史」
  • 「次」と「史」:「準次」と「準史」
  • 「郎」と「朗」:「将一朗」と「秀一郎」と「真一朗」

どれだけ注意しても間違えてしまう事もあると思います。その場合でも招待状の返信をよく確認し、参列者が記載している名前を今一度確認してみて下さい。もし間違えていると分かった場合は、一度無礼を詫びた上で席次表、席札では必ず間違いを修正し本番を迎えるようにして下さい。

他にも宛名には以下のような注意点があります。

  • 連名は全員に「様」を付ける
  • 連名は3名まで
    →4は縁起が悪い為。(世帯主様+ご家族様等で対応)
  • 〒(郵便マーク)不要
    →機械読み取りエラーで人の仕分けになる場合有
  • 東京都以外は都道府県不要
    →県と市が同名の場合等バランスが悪い
     但し「町」や「郡」の場合は県名から

招待状名義

両家意向を加味していただければ良いと思いますが、大きく4つのパターンがあります。

  • 新郎新婦名義
  • 親名義
  • 新郎新婦名義 親連名
  • 親名義 新郎新婦連名

私達はアットホームな式というテーマがあったので、堅苦しいような式にはしたくありませんでした。特に両家意向としても問題無かったので、新郎新婦名義で発送しています。

校正

会場手配とした場合は、校正原稿のやりとりを行いますが、自作の場合は通常新郎新婦で文面の確認を行う事になります。

会場にも拠ると思いますが、私達の会場では手作りで対応する場合の原稿でも会場側で文面の確認をしていただけましたので、文面や忌み言葉に不安な方は担当プランナーに確認してみて下さい。

投函

宛名や枚数を何度か確認し、ついに投函です。投函は一般的に大安や友引の消印が良いとされており、手渡しされる場合も同様です。六曜を気にされる場合は消印の日が該当日になるよう注意が必要です。

ポストへの投函でも対応はしていただけますが、収集の時間もポストにより異なると思いますので、是非郵便局に足を運んで対応してください。

また投函日は一般的に挙式の3カ月前程度と言われています。ゲストのスケジュールや返信までの期間を考えると、出来る限り早い方が良いです。投函に関する私達の対応日程は以下です。

  • 2018年06月20日 投函(郵便局) 大安
  • 2018年07月24日 返信期限
  • 2018年08月01日 料理変更期限
  • 2018年09月01日 挙式

私達は招待状を全て手作りしていた事もあり、3カ月前には間に合いませんでしたが、席次表や席札も自分達で作る予定をしていましたので、会場側で納期の決まっている料理変更期限から、招待状返信期限を設定しています。(一般的に招待状返信期限は発送から1か月後と言われています。)

当然返信内容から出席者の人数やアレルギーの有無を明確にしておく必要がありますので、席次表等を自作される場合でも、会場側の期限に注意して下さい。

切手

招待状では一般的に郵便局で取り扱いのある慶事用の切手(寿切手)を使用します。人生で1度しか使わない貴重なお祝い用切手です。近年では、可愛いお洒落なシール切手やオリジナル切手を作る事も出来るようなので、目上の方には慶事用、友人にはシール切手等、相手により切手を変えるのも喜んでもらえると思います。

ここでは、私達も使用した慶事用切手について紹介します。まず、種類と料金については以下の通りです。

  • 封筒用(50g以下) 松 ¥94-
  • 封筒用(25g以下) 竹 ¥84-
  • 返信はがき用    梅 ¥63- (料金は2020年02月時点)

好きな枚数を伝えれば、シート状態(切手同士が繋がった状態)のまま購入となりますが、地域や郵便局によっては在庫が無い場合がありますので、特に100人近くの招待状を作成される場合は注意下さい。

この時、意外と費用が嵩むのが切手です。私達夫婦の場合は同一世帯/欠席回答もありますが、参列者93名に対し90通の招待状を発送しています。どれくらい費用が掛かるか以下に記載します。(私達が発送した2018年当時は封筒用¥82-、返信はがき用¥62-でしたのでその数字で記載します。)

  • 封筒用(25g以下):90通×¥82-=¥7,380-
  • 返信はがき用   :90通×¥62-=¥5,580-

切手だけで合計¥12,960-と普段切手を使用する機会もなかなか無いので、金額に非常に驚いたのを覚えています。この時期には色々と費用が嵩みますので、切手にもこれだけの費用が掛かるという事を認識しておいてください。(2020年02月に同じ対応を行った場合、¥13,230-です。)

まとめ

いかがだったでしょうか。

結婚式を挙げる上で、最初に参列者の手元に届く招待状は、二人の幸せをお裾分けする最初のアイテムです。作る側としても、参列者が一同に集まる姿を想像しながら、夫婦で協力して手作りに挑戦してみて下さい。

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