新郎新婦が結婚式の準備で最初に会話すべき5つのポイント

導入

この記事では、結婚式の準備を始める新郎新婦がまず最初に会話すべきポイントを5つご紹介します。

プロポーズされたけど何から準備すれば良いか分からないと悩まれる方は多いと思います。

他にも準備を進めていくと、結婚相手が協力的では無いケースや、進め方や想いの差がすれ違いに発展し喧嘩に至るケースなど、所謂マリッジブルーになっている方もおられるかもしれません。

これらのようなケースに対し、私が実際に経験した内容から1番最初に新郎新婦で会話すべき5つのポイントを紹介します。

最後まで読んでいただければ、まずはこういう事を気にしておけば良いと認識していただけるのと同時に、進めていく上でどういう要因で悩み躓いてしまうのか理解いただけると思います。

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5つのポイント

では、この記事で紹介する5つのポイントと進めていく上で躓いてしまう要因を記載します。

5つのポイント
  1. 比較ベンチマークの徹底
     判断基準が無い。二人の意見が分かれる。
  2. テーマ決定/イメージ共有
     互いの挙式に描くイメージが合っていないまま進めている。
  3. 管理リストの運用
     実施事項が多く、何が完了しているか明確でない。
  4. 業務分担の明確化
     誰が何をするのか明確でない。互いにイライラする。
  5. スケジュール管理
     いつまでに何をしなければならないのか明確でない。

以降、具体的な事例を基に各ポイントについて説明します。

比較/ベンチマークの徹底

結婚準備では決定/判断を行う場面が数多く存在します。

式場を決める場合でも、「この式場で結婚式がしたい」と既に式場の候補が決まっている場合は特に悩む事もありませんが、ある程度のエリアは決めてるけど多くの式場が存在するので、どこが良いのか迷う方も多いと思います。

そんな時に、候補会場をある程度ピックアップし各条件を式場ごとに横並びに比較する事を行います。(私の場合、挙式のスタイルや収容人数、アクセス等をExcelで横並びにしています。)

私達もまずはぼんやりと8つの式場をピックアップしました。これにより、各式場の強みや自分達の条件とどれくらい合致するか一目で比較する事が出来、2人で取捨選択がし易くなります。

これは前撮り会場や二次会会場を選ぶ際、さらには見積を行う際でも同様です。見積項目に対する比較/ベンチマークを行った記事は以下を参照下さい。

このように多くの選択肢を伴う判断は事前の徹底した調査により、よりスムーズに行う事が可能になります。また、2人の意見が分かれた場合でも、より具体的に意見交換が出来ます。

テーマ/イメージ共有

テーマって何?と思われるかたも多いと思います。私もそうでした。こんな結婚式がしたいなと、ぼやっと思い描く挙式像は夫婦共にあると思います。

その頭の中のイメージをテーマに落とす事で互いのイメージを具体化/可視化出来ると共に多くの決め事に対し、判断基準を持つことが出来ます。

また文字のテーマだけではなく、検索した画像を交えながら可視化する事でより夫婦間での共有が行い易くなります。

私達夫婦が実際に決めたテーマは以下3つです。

結婚式のテーマ
  • テイスト   ナチュラルでアットホームな挙式
  • こだわり   出来る限り手作りにこだわる
           今までお世話になった方を出来る限りご招待
  • テーマカラー 白/緑/金/茶

どんな結婚式が良いか、まずは夫婦で話し合う事が大事です。これら決定事項は、式全体の大枠を決め色んなシーンでテーマを元に判断する事が出来ます。

これらテーマを基に実際に式場/会場を決めた際の記事は以下を参照下さい。

管理リストの運用

結婚式の準備で管理する項目としては、大きく2つに分かれます。

管理する項目
  • 会場/プランナーと決定する内容
  • 夫婦で決定する内容

特に夫婦で決定する内容については管理リストを設け、進めていく事を推奨致します。具体的には、招待客リストの管理や式場以外で掛かる費用です。

招待客リストはフォーマットを式場が用意してくれますが、以下のようなリストを作成しておく事で、夫婦間での管理/共有がし易くなります。

管理項目リスト
  • 挙式から参加する人
  • 披露宴から参加する人
  • 二次会から参加する人
  • 当日役割を依頼する相手への連絡 未/済
  • 住所確認 未/済
  • 役職有無(引出物ランクを分けるかどうか)
  • 招待状返信有無
  • 祝儀(式後に追加)
  • 年賀状発送 未/済(式後に追加)

業務分担の明確化

挙式当日までの間、夫婦間で意見の食い違いや上手く進められないストレスからぶつかり合う夫婦も多いかと思います。そこで、環境(同棲かどうか、仕事の比重)を加味しながら各分担を明確に分けておく事を勧めます。

具体的に言うと、以下のように夫婦で手作りするような案件に対し主担当を決めておき、後に説明するスケジュールに遅れが出来ない間は、特に口を挟まずアドバイスや意見が欲しい時のみ二人で考えるというスタイルです。

新郎
  • 比較/ベンチマーク
  • 管理リストの運用
  • オープニング/ウェルカムムービー
  • ウェルカムハウス
新婦
  • 招待状
  • 席次表
  • プロフィールブック
  • 結婚証明書
  • ウェディングツリー
夫婦

BGM

これにより、自分がすべきことが明確になり「結婚準備を手伝ってくれない」等の不満がなくなります。また後のスケジュール管理により、いつまでにそれぞれが何をすれば良いか明確になり個々で動きやすくなります。

スケジュール管理

いつまでに何をすれば良いか夫婦間で認識があっていないとなぜ怒っているのか、イライラしているのかといった事が分かりません。

そこで、2つのスケジュール管理を行います。

スケジュール管理項目
  • Todoリストによる結婚式準備のスケジュール共有
  • TimeTreeによる結婚式準備以外のスケジュール共有

結婚式準備のスケジュール共有が必要な理由は理解いただけるかと思います。「いつまでにそれぞれが何をすれば良いか」を明確にする事が目的です。

では、なぜ結婚式準備以外のスケジュール共有が必要になるのか。

私達の場合、新郎はサラリーマン、新婦は週5でバイトを2つ掛け持ちしています。準備期間の間に、出張/有給/飲み会/友人結婚式等で片方が家を空ける、もしくは片方だけが家にいる時間が何度もありました。

よって、予定を言った/言っていないという揉め事を無くす目的が一つとその時間を把握しておく事で、自分の分担内容に専念出来る時間が明確になります。パソコンの作業で印刷物のデザイン(photoshop)や動画作成(Corel video studio)等を行う際にPCの取り合いになる事を予防出来ます。

まとめ

いかがだったでしょうか。

これら5つのポイントを抑える事で、準備を進める上で躓く事も少なくなり不要な揉め事が減ると思います。
手あたり次第進めていくのもよいですが、まずは大枠を理解し全体のプランニングをした上で、新郎新婦で会話しながら準備を進めてみて下さい。

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