この記事では、結婚式で披露宴に出席いただいた方にお渡しする引出物/引菓子/プチギフトを決める際の4つのポイントを紹介します。
古くからある風習の引出物や引菓子は種類も様々でどんなものを選んで良いか迷われる方も多いと思います。
そんな方が実際に引出物や引菓子を検討する際に参考になる4つのポイントを紹介します。
引出物は慣習やしきたりが無ければゲストに選択肢を
引出物は挙式の主催者である新郎新婦からゲストへ、披露宴に出席し御祝いいただいた感謝と御礼を込めた贈り物です。
地域性が色濃く残る地域もありますので、まずは両家の地元の慣習やしきたりを確認して下さい。
私達夫婦の場合は、地元の慣習やしきたりよりも出席いただいたゲストの皆さんにより良い物を持って帰っていただきたかったので、カード型のカタログギフトを引出物にしています。
カード型ですので、コンパクトでかさばらず手軽に持って帰れる利便性と、後日各ゲストの家庭で喜んでいただけるようカタログに拠る選択肢の幅広さからこの引出物にしました。
最近では出席者毎に引出物を分ける贈り分けを行うケースが多いようですが、私達の場合はカタログのグレードを出席者毎に分けて対応しています。一般的な引出物の場合、最低注文数がある場合もありますので必ず確認していただきたいですが、カタログはその点でも融通が利くと思っています。
また、引出物は会場の提携ショップの引出物リストから選択する場合と、新郎新婦が持ち込みを行うケースがあると思います。
持込を検討される場合は、一度ネットでどんな物があるか探してみるのも良いと思います。以下antina gift studioさんでは、引出物からカードカタログまで多くの商品が取り扱われていますので確認してみて下さい。
私達はショップへの外注を行いましたのでカタログの商品代のみ発生していますが、どうしても引出物にしたいという物が決まっており新郎新婦で準備する場合は、持込料と会場へ渡す納期から発注時期にご注意下さい。
持込料については私達の会場の場合¥500-でしたので、それなら提携ショップでより良い物をと思い外注にしています。
また納期については、私達の場合提携ショップの発注変更納期が挙式の10日前でしたが、特に持ち込みを行う場合は物の手配に掛かる期間と会場に渡す日程をしっかりスケジューリングした上で対応下さい。
さらに引出物には熨斗を付けるケースが多いと思います。通常は両家の姓もしくは本人の名前を新郎が右、新婦が左の左右対称の位置になるように記載します。
熨斗には内熨斗と外熨斗があり、明確にこうという決まりはありませんが、以下のように使い分けると良いと思います。
- 外熨斗
直接手渡しを行う場合 (例:引出物) - 内熨斗
汚れや破れの懸念がある郵送で贈る場合 (例:内祝い)
参考までに、私達の場合に引出物で実際に掛かった費用を紹介します。
- カタログA ¥5,600- × 21 (親族/上司)
- カタログB ¥3,600- × 64
引菓子はゲストの家族の為に
あまり知られていませんが、引菓子は出席いただいたゲストの家族に対するお土産という意味があります。
一昔前は披露宴の料理を手土産として持ち帰っていた名残が引菓子に引き継がれているようです。さらに引くという言葉から引菓子を添える事で、長く引くつまり末永く夫婦をよろしくお願いしますという意味があります。
出身地の銘菓等を引菓子としても良いです。但し、出来るだけ日持ちのするを選ぶのがベターです。
さらに既婚者が多いような披露宴では、より高級感を演出する大きめの物を1つ選ぶのも良いと思います。
代表例で言うと切り口が年輪のように見えることから、幾重にも重なる年輪のように「繁栄」や「長寿」を願う想いが込められているバームクーヘンも良いと思います。
但し独身者の多い披露宴の場合は小分けに出来るものを選ぶ方が良いです。大きな物だと、1人で1度に食べきれないケースもあると思いますので個装されたものを選ぶとより喜ばれると思います。
引菓子に実際に掛かった費用としては以下の通りです。
- 引菓子(バームクーヘン) ¥1,300- × 85
プチギフトは夫婦にちなんだアイテムを
プチギフトは新郎新婦からゲストへ直接1人1人手渡しする事で、感謝を表現します。結婚式では1人1人と会話する時間がほとんど無いので、披露宴会場から退館する際に少しずつですが1人1人に御礼と感謝の想いを伝えて下さい。
私達の場合、知合いのカフェで扱う赤と白のパッケージのコーヒーと豆菓子を、夫婦でラッピングしタグを付けて渡しています。
プチギフトの持込料は当会場では不要でしたが、必ず各会場に確認するようにしてください。
引出物を入れるペーパーバックは節約ポイント
引出物を入れるペーパーバックは会場で手配するより、断然自分で手配する方が安いです。またペーパーバックは、かさばりがちなので出来るだけコンパクトに出来れば二次会参加者にも親切かと思います。
私達はシモジマでペーパーバックを購入しました。シモジマはwebでの販売も行っている為、1度サイトを確認してみてください。
オンラインでの入会が必要ですが、入会後送料3ヶ月無料等のキャンペーンを行っていたりするので、まとめ買いするならwebで購入するのも良いと思います。
私達の会場では、会場手配の場合1枚¥400-でしたがシモジマで購入すれば1枚数10円で購入出来るものもあります。持込料も当会場では発生しませんでした。
まとめ
いかがだったでしょうか。
ゲストの皆さんにお渡しする引出物や引菓子は幸せのお裾分けでもあります。持ち帰られた各家庭が笑顔に溢れるような引出物選びを行ってみて下さい。
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