結婚式のロビー演出、参列者参加型のウェディングツリー事例

この記事では、結婚式で招待客が受付をしてから挙式が始まるまでの間、ロビーで楽しんでいただけるようなアイテムとして、ウェディングツリーを紹介します。

元々は海外でウェルカムアイテムとされているウェディングツリーですが、最近の挙式でも見かける事が増えましたね。

ウェディングツリーとは、紙に描かれた葉の無い木に招待客が指にインクを付けて葉っぱのようにスタンプする事で、１本の木のように見えるよう絵を完成させる演出です。

私達は人前式でしたので、招待客の拇印が２人の結婚の証明にもなって良いなと思い、この演出を取り入れています。

では実際にこの演出を行った際の事例を以下で紹介します。

準備物

ウェディングツリーを自作する場合に用意する準備物としては以下の通りです。

ペンや作業台は当会場では無償でお借りする事が出来たので一度会場に確認してみて下さい。

ツリー台紙や説明文はサイズやデザイン等、アレンジしていただければ良いと思います。私達の場合はA4用紙に印刷したツリー図とA6サイズで印刷した説明文を用紙しました。

押印時に使用するスタンプは100円ショップ等でも、様々なものが取り扱いされていますので確認いただければと思います。

準備物の中でも出席いただいた招待客のドレスやスーツが汚れてしまわないよう、ウェットティッシュは必ず用意するようにして下さい。

ウェディングツリーは招待客に参加いただく演出ですが、その場に新郎や新婦はいない為、依頼事項がよく分かるよう表現するようにして下さい。

事前に受付担当者に受付後ウェディングツリーに協力いただくよう促してもらうようお願いしておくと良いと思います。

中でも年配の方が多い場合等は何をすれば良いのか伝わらず、新郎新婦が想う趣旨と異なる対応になってしまうケースもあるかもしれませんので注意が必要です。

私達がウェディングツリーの演出にしたのは、年上の方の出席も多かったので招待客の方が想う「結婚生活で一番大切なもの」を１つ選んでいただき押印していただくようにしました。

選択肢としては以下４つを準備しましたが夫婦で考えられるだけリストアップし４つに絞っています。

さらに私達が実際に使用した説明文を紹介します。

色んな題目で行う事が出来ると思いますので、一度夫婦で話合っていただければ良いと思います。

最終的に、押印のサンプルとして夫婦で説明文への押印を行い以下のような状態でロビーに置いていました。

いかがだったでしょうか。

挙式後、ウェディングツリーを確認してみると皆さん綺麗に押印していただけていました。

参考までに「結婚生活に一番大切なもの」について、集計した結果としては以下の通りです。新郎自身は「思いやり」と思っていますが、諸先輩方からは「自由」の項目に多くの票をいただいています。